「夢のような10日間」皆、口々にこう言いました。仕事や学業から離れ、異国の地で野球のことばかりを考え続けた10日間。それは、17人の選手にとって本当に、かけがいのない10日間であったことでしょう。

4月4日から11日まで南国ニューカレドニアドニアで開催された初めての親善国際野球大会は南太平洋の国々を中心に5カ国が参加しました。シドニー在住の日本人選手を集めてチームを派遣した日本代表も、現地の人々からたくさんの声援を受け、熱戦を繰り広げました。

第三回:一球の涙、一球の感動

親善大会とはいうものの、死闘の6連戦であった。予選リーグを2位で通過し、全員がすべてを賭けて臨んだオーストラリアとのセミファイナル。先制・逆転・再逆転で迎えた最後の山場、乾いた金属音と共に1点を賭けた一球が緑鮮やかなグラウンドを這った。

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